一人暮らしや共働きでも、愛犬を留守番させて、一緒に暮らすことは可能です。
しかし、愛犬を安心して留守番させるためには、犬の年齢や環境などいくつか注意点もあります。
本記事では、一人暮らしや共働き家庭でも愛犬が留守番できる条件や、環境づくりのコツを紹介していきます。
私が実際に一人暮らしで留守番させている環境まで紹介しているので、一人暮らしや共働きで愛犬を安心して留守番させてあげたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
一人暮らしや共働きで犬を留守番させる方法まとめ
まず初めに、一人暮らしや共働きで犬を留守番させる方法を簡単にまとめておきたいと思います。大きく分けて大切なのはこの二つです。
一人暮らしや共働きで犬を留守番させるには…
①犬を留守番させることができる環境の準備
②愛犬が一人でいることができる
一人暮らしや共働きでで愛犬を留守番させる際には、まずは環境の準備と、当たり前ですが愛犬が一人でいることができるかどうかが重要になってきます。
まず、留守番させる為の環境の準備ですが、愛犬の命の為に必要な準備をまずはしていかなければなりません。
水・食事・温度・寝床という人間でいう衣食住ですね!!後は、留守中の愛犬が元気でいるかどうかなど、何かあった時に確認できるように、ペットカメラの準備やペットシッターなどと連携できるように準備しておくと安心です。
また、愛犬へのしつけとトレーニングが必要になります。
いくら環境が整備されていても、愛犬が一人でいることに耐えられなければ、留守番をすることは出来ません。
もし強引に留守番させたとしたら、愛犬が体調を崩したり、家が大変な事になったりと、留守番させたことを後悔すると思います。
愛犬が留守番するのに最低限必要な条件をまとめてみました。
簡単に本記事の内容をまとめてみました。
詳しくは記事を読んでいただけると嬉しいです。また、興味があるところに直接飛べるようにしておりますので、ピンポイントで読みたいところがあれば、そちらから読んでいただけたらと思います。
一人暮らしや共働きで犬を留守番させる為の準備
一人暮らしや共働きで愛犬を留守番させるために一番大切なことは、愛犬が留守番中に安心して過ごせる環境が作れているかどうかです。
一人暮らしや共働きで犬を留守番させる為の準備とは?

愛犬を安心して留守番させる為に必要な準備について詳しく解説します!
留守番時の愛犬の居場所を準備
まずは、留守番中に愛犬がリラックス出来る広さの環境を準備しましょう!
犬の留守番用に、ケージやサークルを準備してもいいですが、留守番の際に、狭いケージに何時間も入れられていると、愛犬はストレスを感じることになります。
長時間にわたってケージやサークルを使用する場合は、最低でもその中で、愛犬が自由に方向転換できるくらいの広さのものは準備が必要です。
また、そのスペースの中に、落ち着ける寝床も準備してあげると、愛犬のストレスはより軽減されます。
部屋の中を自由に移動移動できるようにする場合は、部屋の出入り口を塞ぐ柵の準備や、誤飲誤食に繋がるものは必ず片付けておく必要があります。


こちらのお部屋で、ラテさんはいつも留守番をしています。
ケージの中で留守番ももちろんできますが、部屋の中を自由に動き回ることができる方が、留守番時のストレスを軽減することが出来ます。



エアコン完備で、そこそこ自由に動けるラテ(愛犬)専用部屋(4.5畳)でお留守番してもらっています。
一人暮らしで愛犬を留守番させるには、水分補給・食事が摂れる環境を準備
特に夏場にはなりますが、脱水症状に陥らないように、愛犬の留守番の際は必ずお水の準備は必須です!
綺麗なお水を、飲めるように、私の家では、ラテさんと生活を始めた時からずっと、ピュアクリスタルという浄水能力が高い自動給水機を愛用しています。
私がピュアクリスタルを使用しているのは、下記のメリットがあるからです!
ピュアクリスタルを使うメリット!
[icon class=”icon-check”]常に綺麗な水を愛犬に与えられる
菌の繁殖も抑えられる
掃除の手間が減る
水がこぼれない
床に器をおくと、器をひっくり返されて水がこぼれたり、抜け毛や埃が入り水が汚れてしまうことが多々あります。
しかし、こちらの自動給水機を使用すれば、綺麗な水をこぼれないように提供し続けることが出来るので、留守番の際も安心です!



電気代もほとんどかかりません(月100円以下)
種類もたくさんあるので、愛犬のサイズに合わせて選んでください!
また、仕事の時間が遅い方、不規則な方は、ご飯についてしっかり考えましょう。愛犬のご飯はできる限り、朝と夜の2回、同じくらいの間隔で与える事が理想です。
仕事から帰ってくる時間が遅い方や、仕事が終わる時間が不規則な方は特に愛犬のご飯については、注意が必要です。
なかなか同じ時間にご飯をあげる事が出来ない場合は、自動給餌器を導入しましょう!


私も仕事が不規則だった時や、出張が重なった時期がありましたので、自動給餌器を使っておりました。特に一人暮らしで愛犬を留守番させている場合は、もし急な仕事などで家に帰れなくても、自動給餌器があればご飯の心配がないのは本当に助かります。
愛犬へ自動給餌器を使用した時の詳しい話はこちら!


愛犬が快適に留守番できるように、温度管理ができる環境を整える
犬は暑さに弱いので、特に熱中症に関しては注意が必要です。寒さには強いですが、暑さにはめっぽう弱いです。
犬が夏場快適に過ごせる温度は、人間とほぼ同じくらいで、25〜28度です。
基本的には、夏場はエアコンをつけっぱなしで出かけるか、スマートホーム化して、気温が上がればエアコンの電源が入るようにしておきましょう!
私の家では、アレクサを導入してから、SwitchBotのカメラと温度計を使用し、スマートホーム化を行いました。スマートホーム化してから、一人暮らしで愛犬を留守番させる事への不安が大幅に減少しました!


愛犬の留守番にスマートホームがおすすめな理由!
いつでもどこでも、スマホから愛犬の様子を見守る事ができ、部屋の温度を適切に保つ事ができることです!
外出中や、仕事中に、「部屋の温度はどうかな?」「元気に過ごしてるかな?」
など不安に思ったら、すぐに姿を確認する事ができ、部屋の温度も遠隔で調整することができます。
スマートホームの導入は最初躊躇するかもしれませんが、一度導入してしまうともっと早く導入しておけばよかった。と思えるくらい、生活がより便利になり、愛犬のお留守番時の不安が軽減します!
スマートホーム化して一番よかったなと思っているのは、「エアコンの自動化」です。
今までは愛犬の留守番の際は、エアコンをつけっぱなし、またはタイマー設定をしていたのですが、電気代が無駄だったり、タイマーを毎回手動で設定するのが手間でした。
しかし、スマートホーム化してから、エアコン関係の煩わしさが一切なくなりました。
例えば夏場、お部屋の温度が28度を超えると、エアコンが27度の冷房がつくように設定されています。
条件を設定しておくと、エアコンのオンオフが自動で行われるようになります。




また詳しくは、別記事にて解説しますが、スマートスピーカー+温度計+スマートリモコンがあれば、上記のエアコン自動化の環境を整える事ができます。



愛犬の留守番にスマートホームは最適!
エアコン自動化の詳しい記事はこちら!


一人暮らしで愛犬を安心して留守番させるために、ペットカメラを設置する
一人暮らしや、共働きで愛犬を留守番させたい場合は、ペットカメラを設置しましょう!
ペットカメラとは?
職場や外出先からでも、ペットの様子を見守ることができるカメラのことです。
共働きや、一人暮らしでペットを飼っている方や、家を空ける時間が長い方にはとくにおすすめです。
一人暮らしや共働きで、自宅に愛犬だけ留守番をさせる場合、「元気に過ごしているか?」「いたずらをしていないか?」など、どうしているか気になり、仕事中に心配になる事があるかと思います。
ペットカメラを使用すれば、愛犬の様子をすぐに確認する事が出来るので安心です!
愛犬が、お留守番中に、すやすや寝ていたり、お水をしっかり飲んでいたり、トイレに行っていたり…
元気な姿が見えると安心できますよね!
ペットカメラも、色々と種類がありますが、私はSwitchBotのカメラがおすすめです!
アレクサと連携して、スマートホームの構築が簡単に出来るにも関わらず、価格がとても安いのです。


設定も難しいものではないので、初めてのペットカメラにも最適です!



ペットカメラがあると安心!
SwitchBotカメラのレビュー記事はこちら!


一人暮らしで愛犬を留守番させるには、かかりつけの病院を決めておく
一人暮らしや共働きの家庭だと、仕事や生活に費やす時間が多くなりがちで、愛犬と一緒に過ごせる時間は少なくなってしまう事が多いと思います。
もし、愛犬の体調に異変があった時に、すぐに病院に連れて行けるように、かかりつけの病院を決めておいた方がいいです。
病院を探すのにも時間がかかってしまうので、病院を探すのに時間がかかって、愛犬の体調が悪くなってしまう可能性もあるので、受診する動物病院が決まっていると安心です!
また、一人暮らしや共働きの場合は、帰宅時間が遅い為、通常の動物病院は既にしまっている可能性もあるかと思います。帰宅後愛犬の体調に異変があったときに対応できる、夜間診療に対応してる病院を決めておけばさらに安心です。
愛犬に何かあったときにすぐに病院に連れて行けるように、かかりつけの病院は決めておきましょう!
一人暮らしで犬を留守番させる場合には、外部機関や友人と連携できるようにしておく
飼い主の仕事が忙しくなってなかなか家に帰れなくなったり、体調を崩した時や、大怪我したときに頼れる環境があるかどうかも考えておきましょう。
特に一人暮らしの場合は、飼い主は一人しかいません。もしものことがあると、愛犬は一人になってしまいます。
いざというときに愛犬を預けることのできる家族や友人がいれば、予想外の出来事にも対応することができるでしょう。
近くにそういう人がいない場合は、ペットホテルやペットシッターなどを探しておきましょう。
特にペットシッターは、事前相談なしでは利用できない場合もあるので、予め準備をしておくことが大切です。


おすすめのペットシッターはこちら!


一人暮らしや共働きで犬を留守番させられる条件とは?
一人暮らしや共働きだと、犬が留守番ばかりでかわいそう…
そもそも留守番させても大丈夫なの??
という声をよく耳にします。



しっかり環境整備しておけば、犬の留守番は可能です!
一緒に居られる時にしっかり可愛がれば大丈夫!
そもそも、一人暮らしや共働きで犬を飼うの大変そう…
って思われてる方もいると思います。
確かに一人暮らしや共働きで犬を飼うって大変な事が多いです。
犬を飼ったことを後悔することのないように、あらかじめ対策出来ることはしておきましょう!


大変なことは確かに多いかもしれませんが、一人暮らしや、共働きでも犬を留守番させる為に必要な条件があります。
まずは、愛犬が安心して留守番できるように、犬を留守番させる為に必要な条件を5つあげていきます。
一人暮らしや共働きで犬を留守番させられる5つの条件



愛犬のラテと暮らし始めて5年が過ぎました。
5つの条件をクリアしてるので、問題なく留守番してくれています!
それでは、一つずつ見ていきましょう。
【一人暮らしで犬を留守番させる条件①】屋内でトイレができる


屋内のペットシーツでトイレができないと、犬は長時間の留守番は出来ません。
外でしかトイレができない犬の場合は、留守番できるのは最大で6時間程度となります。
それ以上我慢させてしまうと、膀胱炎になる危険性が高まります。
外でしか排泄が出来ない犬の場合は、屋内でトイレが出来るように、留守番をする為にトイレトレーニング(しつけ)が必要になります。
留守番をさせる予定があるのであれば、子犬の頃から、トイレトレーニングをしっかり行っておいた方がいいでしょう。



留守番させるさせないにかかわらず、犬を家に迎えた日から屋内でトイレができるように、トレーニングしておこう!
【一人暮らしで犬を留守番させる条件②】水、ご飯をちゃんと食べられる


1人で留守番している間でも、愛犬が水・ご飯をちゃんと食べられる事も条件のひとつです。
特に夏場は脱水の恐れがありますので、綺麗な水を飲めるように、しっかり準備をしておきましょう。
自動給水機があると常に綺麗な水が飲めるので安心です。
ご飯に関しては、平日の仕事の間の留守番であれば、行く前と帰ってからご飯をあげたら大丈夫です。
しかし、出張や旅行など、犬が12時間以上の留守番になる場合は、ご飯を準備しておく必要があります。
その場合は、自動給餌器等を使いご飯をあげる必要がありますが、自動給餌器でご飯を食べる練習もしておく必要があります。



自動給餌器が使えない場合や、愛犬の様子が心配な場合は、ペットシッターにお願いするのもおすすめです!
【一人暮らしで犬を留守番させる条件③】一人遊びができる


愛犬が一人遊びが出来ると、留守番の際にも退屈せずに、おうちで過ごす事が出来ます。
一人遊びが出来ると、いたずらもほとんどしなくなります。
逆に一人遊びが出来ないと、家や家財が荒らされてしまう可能性があります。
例えば、壁を破ったり、家具を噛んでぼろぼろにしてしまったりと、ストレスが溜まり、ストレス発散に悪戯ばかりするようになってしまいます。
留守番にする際には、一人でも遊べるように、愛犬におもちゃを与えてからお出かけするといいでしょう。



一人遊びができるようになったら留守番上手になれるよ♪
一人で遊ばせる事も大事です。
【一人暮らしで犬を留守番させる条件④】いたずらをしない


犬が留守番中にいたずらをしないことも大事な条件の一つです。
留守中に、壁や家具を噛んだり傷つけたり…
ペットシーツをぐちゃぐちゃにしてて、トイレが大変なことになっていたり…
愛犬もストレスが溜まりますし、仕事から帰ってきて、毎回の留守番後に後始末をするのは本当にストレスだと思います。
また、誤食・誤飲の可能性もあるので、注意が必要です。
いたずらをしないように、しっかりとした「しつけ」も必要です。
しかし、何より、愛犬にストレスを与えないよう環境づくりと、ストレスを発散できるようにしてあげましょう。
家に帰ったら一緒に遊んであげる。お散歩に必ず連れていく。
当たり前の事かもしれませんが、この当たり前の事をしてあげる事で、愛犬はストレスを溜めず安心して過ごせます。
ストレスを無くしてあげれば、いたずらせず留守番をしてくれるようになります。



うちのラテさんも、ソファーを破壊してくれたり、ペットシートをぐちゃぐちゃにしてくれていましたが、今では悪戯せずお留守番出来ます!
【一人暮らしで犬を留守番させる条件⑤】12時間以内に帰ってこれる


犬の性格や、色々な条件はありますが、トイレが自由に出来る環境であれば、基本的に12時間以内に帰ってくる事が出来れば、留守番は可能です。
犬は1日12〜14時間は寝て過ごす動物です。
飼い主の睡眠時間を6時間と仮定し、愛犬も同じ時間寝たとしても、6〜8時間睡眠時間が足りていません。
愛犬は留守番中に、不足分の睡眠時間を補っています。
後は、空腹の限界とならない時間や、ストレスを感じないような時間を考慮すると、最大で12時間以内に帰ってくる事が出来れば、愛犬のストレスは少なくて済むと思います。愛犬の留守番は12時間を一つの目安とするといいかもしれません。
犬の性格にもよりますが、自動給餌器等がある整った環境では、もっと長い時間(24時間以上)留守番が可能な場合もあります。
例えば、旅行に行ってる間も自宅で留守番できたりもします。
犬を飼うと旅行に行けないと思われる方も多いかもしれませんが、性格と環境次第では留守番は可能なのです。犬を飼われてて旅行に行きたい!方はこちらの記事を参考にしてみてください。





愛犬の性格にもよりますが、環境さえ整っていれば長時間の留守番も可能です!
一人暮らしや共働きで犬を留守番させるときの注意点
愛犬を安心して、留守番させる為には、いくつか注意しなければならない事があります。
物理的な事、愛犬の精神的な事、飼い主が気をつけなければならない事…
犬を飼う上で『責任』とも言える部分なので、しっかり考えて欲しいです。
一人暮らしや共働きで犬を留守番させる時に注意したい点はこちら!



一人暮らしや共働きで留守番させる時の注意すべき点をまとめました。
一人暮らしでも愛犬が留守番できる環境を整える
愛犬がストレスなく留守番できる為の環境を、まずは整えてあげる必要があります。
愛犬の留守番に必要な環境
・愛犬が安心できる居場所
・清潔なトイレスペースの確保
・水分補給ができる
・室内温度を一定に保てる環境
愛犬の安心出来る居場所を準備しましょう!
家のスペースによりますが、大きめのケージか、ケージフリーで、愛犬にストレスがかからないくらいの広さの準備が必要です。
清潔なトイレスペースの確保と、水分補給が出来る環境は必須です。
また、部屋の温度を適温に保っておくことが大切です。
犬は汗腺がなく熱中症にかかりやすいので、特に夏場は注意が必要です。



環境整備は何より大切!
この後、留守番できる環境について詳しく解説します!
一人暮らしで留守番させる場合、犬の年齢には注意が必要
留守番させる犬の年齢には注意が必要になってきます。
子犬の時はもちろん、老犬になった時のお留守番はより注意が必要です。
それぞれの注意点を解説していきます。
子犬の場合の注意点
子犬をひとりで留守番させるのは、ちょっと心配だという一人暮らしや共働きの飼い主さんも多いと思います。
子犬はどれくらいになったら、ひとりで留守番できるのでしょうか?
流石に、授乳期の小さな子犬を一人で留守番させることは、勿論出来ません。
一つの目安として、生後3ヶ月くらいから、留守番トレーニングをしていくと、留守番慣れしてくるので比較的留守番をさせやすくなってきます。
もし、留守番のトレーニングをしないで、長時間のお留守番をさせると、悲惨な状態になっている事があります。
こんな悲惨な状態にならない為にも、留守番トレーニングを早いうちから行っていくことが大切です。
最初は短い時間から初めて、少しずつと長い時間の留守番をさせていきましょう。
子犬の初日の留守番は要注意です!
留守番トレーニング時もそうですが、しっかり様子を観察しておいてください。
犬も慣れが必要になりますので、根気強く続けていく必要があります。
犬の性格もあるかと思いますが、なかなかすぐに問題なく留守番が出来る様になるとは思わない方がいいです。
留守番トレーニングを行わずに問題なく留守番をこなしてくれるとは、決して思わないでください。



私も、最初はおうちの中がめちゃくちゃでした…
続けていくうちに、徐々に留守番が出来るようになりました!
老犬の場合の注意点
老犬になると、寝ている時間が長くなります。
一見、寝ている時間が長いなら、犬一人で留守番させやすいのでは?と考えがちです。
しかし、歳を重ねていくと、自分で立てなくなり、水が飲めなかったり、トイレに行けなかったり…
人間と同じで、生活する上で介護が必要になるケースが出てきます。
例えば、寝たきりの老犬は自力で水を飲めませんし、トイレも行けません。
その場合は、犬を一人で留守番させる時間は極力短くしなければなりません。
歳をとってしまうと、今までは滑ったりしないところで滑ったり、ちょっとした段差から落ちてしまったりと…
今まで出来た事が出来なくなり、怪我をしてしまう可能性も高くなります。
例えば、床には滑りにくいように絨毯を敷く。段差は極力無くして、ベッドは広い平らなタイプを使用するなど、その時の身体に合わせた環境を整備してあげる必要があります。
今までは大丈夫でも、年老いてから不安を感じやすくなる犬もいます。また認知症の症状として、不安が増すことがあります。これまで問題なく留守番できていた犬でも、突然分離不安症にになることもあるので、注意が必要です。
このような状況になってしまうと、なかなか一人暮らし・共働きで長時間の留守番をしてもらうことは困難になってきます。
何より飼い主さんが不安になってしまうと思います。仕事などでどうしても見れない場合は、施設に預けたり、ペットシッターへ依頼、または家族や友人に頼んでみてもらう必要があります。



犬を飼う時は、可愛い可愛いだけじゃなく、年老いた時の事も考えて!
どんな方法でも最期まで責任を負いましょう。
留守番中に吠えやすい犬は近隣の迷惑になる
一人暮らしや共働きの場合、自分達は日中仕事で家にいなくても、周辺の家には専業主婦の人や子どもがいることもあります。
特に集合住宅の場合、留守番の間に、よく吠える犬だとご近所さんに迷惑をかけてしまいます。
ペット可の物件であったとしても、それが原因でクレームやご近所トラブルが起きてしまう可能性があります。
元々吠えやすい犬もいますが、可能ならなるべく吠えることが少ない大人しい性格の犬を選んで飼えたら一番です。
また、犬が吠える理由として、性格や犬種の問題もありますが、その他に不安やストレスもあげられます。
留守番が原因で犬が吠えている可能性もあるので、不安やストレスを軽減して安心して留守番が出来るように、トレーニングを行っておきましょう!



近隣の迷惑やトラブルにならないように、愛犬が安心して留守番出来るようにトレーニングしておこう!
一人暮らしで愛犬を留守番させる場合、精神不安・分離不安症になりやすい
人間と同じで、愛犬だって1人でいると寂しくて不安になっちゃいます。
特に日頃から、あまりにも可愛がりすぎてしまうと、一匹でお留守番してる時に非常に不安を感じやすくなってしまいます。
また、子犬の時期に可愛いからと、甘やかしてしまうと、いざ留守番させたい時にも、飼い主に依存してしまいひとりでいる事が出来なくなってしまう事があります。
特に途中から、共働きなる家庭は注意が必要です。
今まで、ずっと一緒にいて、急に一人でお留守番をさせてしまうようになると、「分離不安症」になる可能性が高くなります。
分離不安症とは、不安障害の一つで、飼い主がいなくなると極度の不安・ストレスから、問題行動を起こす事です。
・ 留守中に部屋をぐちゃぐちゃにしたり、物が破壊されていたりする
・ 飼い主が出かける準備を始めると、飼い主の後を付いてまわったりする
・ 飼い主が外出するのを見ると吠え、留守中にも吠え続ける
・ 留守番中に、自分の手足を舐めたり噛んだりする
・ 留守番中、トイレではない場所でおしっこをしてしまう
上記のような症状が見られる場合は、分離不安症になっている可能性が高いです。
分離不安症ははっきりとした原因はわかっていませんが、飼い主さんの過剰な愛着が原因である可能性が高いです。
いつも一緒にいる、可愛がっている。が当たり前になっていると、飼い主と離れた時に、愛犬が急激に不安に陥ってしまう為、『分離不安症』への注意が必要です。



可愛がる事ももちろん大事ですけど、何事も適度が大事です!
一人暮らしで愛犬の留守番をさせる場合、お散歩は毎日いく
日中、お留守番をして待ってくれているので、毎日お散歩の時間は確保しましょう。
朝でも夜でも飼い主さんの時間が作れるときで大丈夫です。
私は、仕事から帰ってから、雨の日を除いて毎日30分くらいのお散歩に出掛けています。
一人暮らしでも、共働きでも愛犬のお散歩の時間は作ってあげましょう!
家にずっと閉じこもっていると、愛犬はストレスを感じてしまっています。
外を思いっきり走り回って、リフレッシュ出来る時間を毎日作ってあげましょう!
お散歩も勿論そうですが、一緒に遊ぶ時間を作ってあげましょう!
しっかり留守番してくれた分、可愛がってあげる時間を作ってあげてくださいね。



お散歩の時間を楽しみに待ってくれているので、暑い日も寒い日も毎日欠かさずお散歩に行ってます!
一人暮らしで愛犬をいきなり長時間の留守番をさせない
最初から、長時間のお留守番をさせることはやめましょう。
いきなり長時間のお留守番をさせると、置いていかれたのかと思い、愛犬は不安になってしまいます。
その結果、ストレスが溜まって、分離不安症になる可能性もあります。最初からどうしても長時間になってしまう場合は、一緒に連れていくか、ペットシッターや友人に依頼する方がいいでしょう。
最初の頃は、愛犬だけを残して長時間留守番させないようにしましょう。
また、途中から共働きになる場合は少し注意が必要です。犬を飼い始めた時から共働きであれば、いつも留守番をしているのであれば問題ないと思いますが、途中から共働きになってしまうと、急に一人で留守番することになってしまう為、愛犬は環境の変化に戸惑ってしまいます。
その場合、いきなり長時間の留守番をさせると、愛犬にかなりのストレスをかけてしまうことになるので、短時間の留守番から初めて、少しずつ慣れるようにしていきましょう!



犬の留守番は慣れる事が大事です。留守番の時間は少しずつ伸ばすようにしましょう♪
留守番ができる得意な犬種と苦手な犬種
一人暮らしや共働きで、犬を飼いたいと思うと、どうしてもお留守番をしてもらわなければなりません。
そこで、一人暮らしや共働きにおすすめ出来る、留守番上手な、留守番が得意な犬種と、苦手な犬種を紹介していきます。
犬を飼う前に、留守番が得意な犬種を知っておくと、一人暮らしや共働きでも犬がいる生活を実現しやすくなってきます。
留守番が得意な犬種
まずは、留守番する事が得意な犬種の特徴をご紹介します!
留守番が得意な犬の特徴!
独立心が強い
忠誠心が強い
我慢強い
賢い



それでは、具体的に得意な犬種をご紹介していきます!


柴犬
柴犬は独立心が強く、飼い主にも忠実で、留守番が得意な犬種と言われています。ひとりでもマイペースに過ごす事が得意な犬種で、賢く、我慢強いです。
警戒心が強いので、番犬として飼うのも心強いですが、留守番中の物音などに反応して吠えてしまう可能性があります。生活音や、人に慣れさせておく事がおすすめです。


チワワ
チワワは独立心が強く賢い犬種です。忠誠心も強いので、留守番に向いているとされています。体が小さく華奢ですが、小さな体に似合わず勇敢な性格です。
警戒心が強く、動くものや、物音に反応して吠えてしまう可能性があります。チワワはよく吠える方なので、無駄吠えをしないようにしつけをしていく必要があります。


パグ
パグは吠えることが少なく、マンションなどの集合住宅でも飼いやすい犬種とされています。独立心が強く、一人遊びが得意です。また、とても素直な性格をしていて、しっかり教えたら留守番も大丈夫です。
ただ、短頭種は体温調節が苦手で、気温の変化に弱いです。その為、留守番中の温度管理には気をつける必要があります。


トイプードル
トイプードルは、非常に賢く独立心が強い犬種とされています。ふわふわの可愛らしい見た目で、留守番も得意な、人気の室内犬です。抜け毛もほぼないので、家の中が毛だらけになる心配がなく、とても飼いやすい犬種です。
しかし、甲高い吠え声は、近所に迷惑をかけてしまうかもしれません。迷惑がかからないように、充分にしつけておく必要があります。


シーズー
シーズーは無駄吠えも少なく、集合住宅で飼うのにぴ適しています。しつけがしやすい落ち着いた穏やかな性格をしています。小さい頃からしつけをしておけば、留守番は問題なく出来るようになります。
好奇心旺盛で一人遊びが得意なので、留守番が得意と言えます!


ラブラドールレトリバー
ラブラドールレトリバーは、賢くおっとりとした性格です。留守番中に、外から音がしたり、外で動く物をみても、吠えることはほとんどありません。とても賢いので、留守番をしっかりこなす事が出来ます。
とても人懐っこい犬なので、一緒にいられるときはしっかりと遊んであげましょう!大型犬なので運動不足にならないように注意が必要です。
留守番が苦手な犬種
留守番が得意な犬種とは反対に、甘えん坊で依存心が強い性格の犬種は、留守番によるストレスが大きく、留守番が苦手な犬種といえます。


甘えん坊で寂しがりやな性格の犬種です。
「フレンチ・ブルドッグ」「ミニチュア・シュナウザー」「ミニチュア・ピンシャー」などです。
飼い主へ深い愛情を示しますが、一人になると大きなストレスを感じやすいです。
留守番をさせるためには、しっかりとしたトレーニングが必要になります。
また、その他に留守番に向いていない苦手な犬種として、「ボーダーコリー」や「コーギー」などの牧羊犬や、「ハスキー」や「マウンテンドッグ」などの使役犬が挙げられます。




使役犬とは、優れた能力をもち、人のために働いてくれる犬のことをいいます。
皆さんがよくご存知のところであれば、盲導犬や、警察犬が有名です。
牧羊犬や使役犬は、人と共に活動する習慣があり、他の犬種より生まれながらに睡眠時間が短くなっています。
留守番中も、起きている時間が長くなることと、元々の運動量も多い為、他の犬種と比べて、運動不足になりやすく留守番によるストレスが溜まりやすい犬種です。



うちのラテさんは、チワワ✖️コーギーのミックス犬ですが、性格的にはチワワ色が強いので、留守番も得意です!
飼い主に依存しな、独立心が強い犬や、忠誠心が強い犬は、常に一緒にいなくても安心なので、留守番が得意な犬と言えるでしょう。
また、我慢強く賢い犬も、寂しい時間も我慢強く待つ事が出来、その間の問題行動も起こさないので、留守番に向いていると言えます。
一人暮らし・共働きでも犬を留守番させることはできる
一人暮らしや共働きで愛犬を留守番させる為の条件や、安心して留守番させられるための準備や注意点について紹介してきました。
最後に、一人暮らし・共働きでも犬を留守番させることができるポイントを整理します!



環境整備も大事ですが、その前に愛犬がちゃんと留守番できるかどうかのチェックも大切です。
愛犬を安心して留守番させるために、環境をしっかり整えておきましょう!
一人暮らしや共働きの飼い主、愛犬にも負担なく留守番できるように、スマートホーム化することをおすすめします!



スマートホーム化のハードルは高くありません!
ハードルが高い…と不安になる方は、まずはお値段が手頃なペットカメラから始めて見てはいかがでしょうか?


極論エアコンはつけっぱなし(電気代はかかりますが…)にする事が出来ます。
しかし、カメラに関しては、何かしらのカメラを買わないと様子を見る事が出来ません。
私の1番のおすすめは、エアコンの自動化です。
愛犬と暮らされてる方はもちろん、小さなお子さんと一緒に暮らしている方にもおすすめです♪


今回ご紹介した道具を活用すれば、一泊二日くらいであれば、対応できると思います。
しかし、文中でもお話ししましたが、愛犬の性格や犬種にも寄るので、様子を見ながら留守番させてみてくださいね!


少しでも安心してお出かけできるように、愛犬の留守番環境を整えることをおすすめします!
そして、愛犬に留守番してもらったら、しっかりスキンシップを取るのを忘れないようにしてくださいね♪
Amazonでペット用品買うなら、ペットプロフィールを登録をしておこう!
ペット用品をお得に購入できる方法のご紹介です!
Amazonでペット用品を買うなら、ペットプロフィールの登録をするだけで、対象商品が10%OFFになるのはご存知ですか?
ぜひこの機会に登録して、ペット用品をお得に買い物しましょう!
コメント
コメント一覧 (10件)
[…] 日帰りや、一泊二日程度の旅行であれば、自宅でのお留守番が可能です。しっかり自宅の環境を整えて置く必要があります。別記事で、愛犬のお留守番に必要な環境についての記事を書いても書いてますので、読んでみてください。 […]
[…] 愛犬(ペット)のお留守番についての環境整備の記事はこちら!! […]
[…] 私の家では、平日は仕事で留守にしている、毎日11時にお掃除するようにしています。 […]
[…] 愛犬に安心して留守番をしてもらう記事はこちら! […]
[…] 愛犬ラテさんは、留守番してくれています。一緒に行けるところは行きたい。 […]
[…] 一人暮らしや共働きで、愛犬の留守番についてお悩みの方はこちら! […]
[…] 飼い主さんが留守にしている際の、お散歩代行・ごはん・お水換え・おトイレ掃除・パピーの社会科遠足・ドッグランへお連れしてお遊び・飼い主様宅でのお泊りシッティングなど。飼い主やペットに合わせてシッティングの内容を決めることができます。 […]
[…] 留守中に安心して過ごしているかどうか心配だったので、様子を確認したいのでカメラを導入しました。SwitchBotのカメラにも興味がある方はこちらから! […]
[…] 自宅の中で、ペットシーツなどの臭いを気にせず、快適な暮らしを送れるようにしていきましょう!! […]
[…] 留守中に安心して過ごしているかどうか心配だったので、様子を確認したいのでカメラを導入しました。SwitchBotのカメラにも興味がある方はこちらから! […]